強化部だより2
2005.6.18

強化部だより2

1 指導のポイントはマナーと「感謝」を如何に教えるか
 春季総体は晴天の中、無事終わりました。大会記録が三つ、県中学記録も一つ生まれました。また、強化指定記録やすでに全国大会の標準記録を突破する者もいて、いいスタートが切れました。更には、男子総合では秋に続き双葉中学校、女子総合では2年連続で柏原中学校が優勝され、少し安曇川中学校の強さを崩した感があります。夏にはこれらの学校を、他校が脅かせるようにがんばりたいものです。
 さて、春季総体ではいくつかの課題も残りました。はっきりしたデータは取っていませんが、秋に入賞している選手の何人かで、調整不足や故障のため今回棄権をしている者が多いです。是非とも、夏の通信陸上と夏季総体に向けては、選手と顧問が必死になって、ベストの状態に持っていってほしいものです。6月は、もう一度基礎体力をアップできる時期です。基礎体力や走り込みを積めば、故障も防げると思われます。成長期の中学時代には、基礎体力が低い中で行きすぎた技術練習や実践的な練習は故障を招きます。練習プランを立てる顧問が肝に銘じたいものです。
 次に、今回ほど応援マナーやトイレ・更衣室の使い方について話題になった大会はありません。マナーの指導は、朝の審判打ち合わせで話題にしても改善されないかもしれません。それは、顧問と生徒の問題だからです。「スタート地点での応援はやめる」「スタンド最前列で立って応援しない」「ゴミを持ち帰る」「練習場所では決められた場所以外での投てき練習をしない」「リレーのマークは自分でとる」「開門の7時30分までに競技場に入らない」「本部前の通行を禁止する」・・・これらが2日間話題になった事柄です。2日目の閉会式が終わった後に、長々とこれらのマナーの向上について、ミーティングをされているチームもありました。とても大事な事だと思います。
 しかし、一番大事なことは事後指導をすることでなく、事前に指導する、普段から指導することだと思います。私も以前は、競技注意事項を印刷して「読んでおくように」と指導していましたが、昨今はあの2ページをミーティングで1時間弱かけて指導しています。その際に、色々な事も加えて話します。例えば、なぜ芝生スタンドにはシートは敷いてはいけないか、芝生スタンドでスパイクピンを替えて一本でも落として見つからなかったらどうなるか、取り忘れたリレーのマークは誰が取ってくださっているのか・・・など話もします。本校の生徒も十分な指導が入っていない部分もありますが、マナーについてきちんと理解・実践できる生徒は、自ずと「感謝の気持ち」も育つ気がします。陸上競技の指導で、とりわけ心の指導、中でも「感謝」を如何に教えるかは、我々の指導の根幹だと思います。また、「感謝」の気持ちが強い子は必ず強くなるように思います。毎回毎回、試合の前に競技注意事項の2ページを生徒に読み聞かせる中で、マナーや「感謝」を指導することは、技術や体力アップのトレーニング以上に大切なことだと思います。またそのようなことは、我々教師が普段の学校生活の中でもやっていることだと思います。蛇足ですが、最近の選手は平気でアスファルトの上をピンのついたスパイクで歩きます。100分の1秒や1センチの世界で勝負するための武器のようなものがスパイクです。そのスパイクでアスファルトの上をガリガリ歩いている選手を見ていると寂しいです。もっと、スパイクを大事にしてほしいです。私なんか、選手時代は、意味がないことかもしれませんが、ブラシで土を落とすだけでなくヤスリでピンを磨いていました。しかし今から考えれば、そうすることによりスパイクを普段から大事にし、勝負に賭けていたように思います。是非とも、各校でも普段から、また試合前にマナーについて重点的に指導をお願いします。そうすることが必ず選手強化につながるはずです。よろしくお願いします。

2 強化指定選手の紹介
 森口聖也(
100m 甲西)加藤 綾(110mH 中主)村田悠(110mH 安曇川)
 南川亜侑美(
100m 聖徳)中井沙織(200m 守山南)夏原育美(800m 彦根西)
 
伊藤 紋(1500m 長浜北)中村梨穂(100mH 守山北)中川さよ(砲丸投 県立守山)
 
岡 沙都(砲丸投 日野)吉川杏子(円盤投 彦根西)中井恵理(円盤投 安曇川)
 
伊賀並瑛里(円盤投 柏原)

(強化部長 河地 誠)